黄葉真っ盛りの「安達太良山」に登りました。

10月13日(火)

 昨夜は安達太良山の麓にある岳温泉の温泉宿に泊まり、AM8時15分に宿を出発。約20分ほどで登山口のあるスキー場の駐車場にとうちゃこ。既に駐車場は車で一杯。

それでも次から次と車がやって来る。身支度を整えて、ロープウェイ駅に直行。片道切符を買ってゴンドラに乗り込む。天気は曇りで少しガスがかかって景色が良く見えないが、時々見える山は既に紅葉(黄葉)が進んでいるようだ。

 あっという間に山頂駅にとうちゃこ。いよいよ登山の開始だ。

 登山道は良く整備されているが、直近の台風14号がもたらした雨で、平らな個所では水たまり、ぐちゃぐちゃの悪路があるが歩けない程では無い。

 安達太良山高村光太郎(詩人)氏の「智恵子抄」で奥さんの智恵子さんが語った「ほんとの空」が見えることで有名な山だが、今回は生憎、晴れた空は見えない。

 紅葉見物の為に訪れた登山客で登山道は混んでいる。やり過ごしたり、追い越したりしながら山頂を目指す。

 11時頃に山頂にとうちゃこ。風が強く、早々に下山する。少し青空も見える。山頂を背に近辺の山を眺めると紅葉が素晴らしい。

 今年の8月に娘と登った「月山」(山形県)では最初から最後まで文句の言い通しだった娘だが今回は文句は一切無しで「素晴らしい」「綺麗だ」を連発する。連れて来て良かったと安堵する。

 お昼にはやや早いのと、風が強い為、お昼は風あたりが弱い所で食べようという事になり、「くろがね小屋」経由でのルートで下山を開始する。道中、目には紅葉の絶景が延々と続く。山登りした者にしか味わえない景色に優越感を覚える。

 「くろがね小屋」まで下りたら、風も弱く、ガスバーナーでお湯を沸かし、カップラーメンをいただく。昨日からこれでラーメン3食目だ。カップラーメンは原則、山に登った時にしか食べないが、実に美味しい。

 座って食べているだけだと寒いので、食べ終わると早々に、下山開始。延々と歩き続け、14時に「奥岳登山口」の駐車場にとうちゃこ。お疲れ様。約5時間の行程でした。

 来年もこの時期に来て「ほんとの空」を見たいものだと思って帰宅のルートにつく。

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